東京地検は29日、自宅で大麻を所持したとして、大麻取締法違反の罪で俳優の伊勢谷友介容疑者(44)を起訴した。

伊勢谷被告は8日午後4時40分ごろ、自宅で乾燥大麻1袋(約7・8グラム)を所持した疑いで警視庁組織犯罪対策5課に現行犯逮捕された。尿鑑定の結果、大麻の陽性反応が出ていた。

捜査関係者によると、組対5課の取り調べに所持を認める一方、入手先は「黙秘する」としていた。

伊勢谷被告は起訴を受け、弁護人を通じてコメントを発表した。

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このたび私、伊勢谷友介の身勝手な行動により、いつも応援してくださるファンの皆様、ならびにご支援くださっているすべての関係者、クライアントの皆様を裏切ることになり、多大なるご心配とご迷惑をおかけしましたこと、心から深くおわび申し上げます。

私は無責任極まりない甘さで、自分をそして自分と一緒に活動してくれている方々を、さらに世間の皆様を裏切ってしまったことを今、留置場にいて、身柄拘束を受ける中で、かみしめています。

すべては私自身のおごり、未熟さや愚かさ、役者、および経営者としての責任感の欠如により引き起こした事態です。深く反省するとともに、これまでの身分に甘んじることなく、一社会人として社会的制裁をしっかりと受ける所存であり、失われた皆様のご信頼を一日でも早く取り戻せるよう、努力していく覚悟でおります。

あらためて、ファンの皆様、関係者の皆様に重ねて心からおわび申し上げます。伊勢谷友介