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「しゃばけ」が原作の錦織一清演出「シャイモン」開幕、前川優希「助け合いながら」(会見レポート) - ナタリー

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畠中恵「しゃばけ」シリーズ Presents「シャイニングモンスター~ばくのふだ(Shining編 / Shadow編)~」が、本日3月13日に東京・CBGKシブゲキ!!で開幕。これに先がけ昨日12日に公開ゲネプロと取材会が行われた。

畠中恵「しゃばけ」シリーズ Presents「シャイニングモンスター~ばくのふだ(Shining編 / Shadow編)~」取材会より。

畠中恵「しゃばけ」シリーズ Presents「シャイニングモンスター~ばくのふだ(Shining編 / Shadow編)~」取材会より。

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左から前川優希、錦織一清。

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本作は畠中恵の時代小説シリーズ「しゃばけ」を原作とする舞台作品。演出を錦織一清、音楽をNONA REEVESの西寺郷太、脚本を神楽澤小虎が手がける。劇中では、誰かの役に立ちたいと願う若だんなの一太郎と妖(あやかし)たちを中心とした物語が展開。ひょんなことから「助けてください」と書かれた謎の木札を手にした一太郎は、木札の主のために続々と持ち込まれる相談事を解決していく。一太郎が噺家・本島亭場久の怪談噺を聞きに寄席へ出かけたところ、客の1人が突然刀を抜き……。

ゲネプロ後の取材会には、キャストより、前川優希井澤勇貴小沼将太反橋宗一郎磯貝龍乎阿部大地真城めぐみ、そして演出の錦織が参加。錦織は「コロナ禍のさまざまな制約がある中で上演させていただくということで、感謝の気持ちを持って作ってまいりました。若い方々とご一緒できる機会は本当にありがたく、今回も非常に楽しいカンパニーになりました!」と誇らしげにキャストたちに視線を送る。

畠中恵「しゃばけ」シリーズ Presents「シャイニングモンスター~ばくのふだ(Shining編 / Shadow編)~」取材会より。

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アマビエ役の真城は「私は唯一、錦織さんと同い年で、錦織さんがお稽古中になさるギャグが“ズボズボ”入ってきまして、毎回バカ笑いしておりました(笑)」とエピソードを明かし、「このような状況ではありますが、1人でも多くの方に笑っていただけたら幸せです」と観客に呼びかけた。

続けて、獺役の阿部は「この座組みにいることが本当に楽しくて、素敵な舞台になると思います。楽しんで帰っていただきたいです」、場久役の磯貝は「なんでもないようなことが幸せなんだ、ということに気付かせてくれる作品です!」とそれぞれコメント。また「稽古中、良い意味でみんなで遊びながら作っている感覚でした」と言う屏風のぞき役の反橋は「錦織さんはすべて作品の内容が頭に入っていらして、あまり台本を開かないんです。芝居や歌を耳で聴いて、その場で思ったことを素直に伝えてくださる。だからこそ僕らもフランクに舞台に立てているのかなと」と、錦織の演出について分析した。

左から井澤勇貴、小沼将太、反橋宗一郎。

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佐助役の小沼は「稽古場から錦織さんにたくさん笑わせていただきました。舞台上で生まれたパワーをお客様に届け、元気にすることができれば!」と言葉に力を込める。さらに仁吉役の井澤は「一風どころか“八風”ぐらい変わった新たな『しゃばけ』で笑っていただければと思います」とメッセージを送った。

前川優希

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最後に一太郎役の前川は「一太郎は芯は強いけれど体が病弱で、妖(あやかし)たちに世話してもらっています。役者が1人では舞台に立つことができないように、『人は人と助け合いながら生きている』というメッセージを込め、皆様に素敵な作品を届けられたらと思います」と熱く思いを語った。

上演時間は約1時間20分を予定。なお本公演では「Shining編」「Shadow編」が回替わりで上演される。公演は3月21日まで。

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