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ユリ・ゲラーが18年越しにユンゲラーを許す - HYPEBEAST

今や809匹が登場する『ポケモン』シリーズだが、1996年の1作目『ポケットモンスター 赤・緑』から玄人好みの1匹として根強い人気を誇るエスパータイプのポケモン ユンゲラー。超能力の研究を手伝っていたエスパー少年がある朝目覚めたところ突然ユンゲラーになっていたという設定だが、その名前の元ネタは1980年代に一世を風靡したイスラエル出身の超能力者 Uri Geller(ユリ・ゲラー)であるとされているのはご存知だろう。

実際Uri Geller本人が自分のイメージを盗用されたと2000年に任天堂に対し6000万ポンド(約100億円)の損害賠償を求める裁判をロサンゼルス連邦地裁に起こしており(動機は日本で“わるいユンゲラー”というカードを見つけたからだとか)、ユンゲラーの名前は日本でしか使われていなかったことからUri Gellerの敗訴となったが(英語名はKadabra)、2002年8月以降の『ポケモンカード』でユンゲラーは一切カード化されなくなり“幻のポケモン”以上に幻の存在となっていた。

だが11月29日(現地時間)に突如Uri Gellerが自身の『Twitter』にて、「20年前のことを本当に申し訳なく思っている。ユンゲラーのカード化禁止を解除する。復活するかどうかは任天堂次第だ」とツイート。何でも彼のもとには今でもユンゲラーのカード化を願うメールが大量に届いていたそうで、このたび任天堂の会長にカード化を許可する手紙を送ったという。

現段階で実際にユンゲラーが再び日の目を見るかは不明だが、歴代の『ポケモン』シリーズで手持ちポケモン6匹のうちの1匹を必ずフーディンにしていた筆者としては、いち早く復活することを願う。

オークション開始前から3,000万円超えで落札されそうな『ポケモンカード』はご存知?

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