今回見つかった石垣は、築造当時のまま埋められたものとみられ、歴史資料としての価値も高いと考えられるということです。
特徴的なのは石垣の積み方で、石の表面や接合面を平らになるよう加工したうえ、大小の石を積み込んでいく「乱積み」と呼ばれる技法が用いられています。
さらに、石と石の間には角の取れた川原石のような石を詰めるなど、これまで知られてきた江戸城の石垣とは異なる技法が使われていることが確認できたということです。
また、石垣には当時の水流によってついたと見られる帯状の白い線がみられ、最も上の段以外は多くが水中や土の中にあったと推定されるということです。
このほか、数多くの刻印も見られ、築造に関わった大名などを推測する手がかりになる可能性もあるということです。
江戸城は、江戸時代の初めから本格的な増築や改築が繰り返されていて、採取した土壌の分析や石垣の観察結果などをもとに、江戸初期の自然環境や築城の様子について、新たな発見があるのではないかと期待されています。
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