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松本まりか、主演ドラマ『向こうの果て』キャスト&ポスタービジュアル解禁! - Pop'n'Roll

松本まりかが、主演を務める『WOWOWオリジナルドラマ 向こうの果て』のキャストとポスタービジュアルが解禁された。

今回発表されたのは、松本演じる律子を取り巻く6人の男たちをはじめとした全キャスト。

事件の被害者で律子の幼馴染、そして物語の幕開けと核心を担う、重要な役どころの小説家・君塚公平役に、NHK連続テレビ小説『スカーレット』、NTV『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』、CX『知ってるワイフ』といったドラマからNTV『ぐるナイ』のレギュラー出演など、活躍の場を広げる松下洸平。

事件の真相を追ううちに、次第に律子へと傾倒していく担当検事・津田口亮介役に、松下と共演のミュージカル『スリル・ミー』をはじめとした演劇や、最近ではドラマ、映画にも出演する柿澤勇人。

青森の刑事で律子と公平の幼馴染・村上姫昌役に、TBS『テセウスの船』、舞台『真夏の夜の夢』など映像から演劇まで幅広く活動する加治将樹。

律子の2番目の夫でヤクザ組員・山之内一平役に、内田英治監督の映画『下衆の愛』で主演を務め、日本映画界を支える個性派俳優、渋川清彦。

律子の最初の夫で有名製菓会社の社長・京波久雄役に、お笑いトリオ・東京03の豊本明長。

かつて幼い律子を引き取った叔父・行島道夫役に、映画『罪の声』での演技が評価され、“第44回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞”をはじめ、各映画賞の受賞で話題となった宇野祥平。

同作は、ドラマ、舞台、小説の3つのジャンルで展開するオリジナルシナリオの連動プロジェクトとなっており、小説版は4月に幻冬舎より発売予定となっている。

舞台版は、4月23日(金)より下北沢・本多劇場にて上演。舞台版を手掛ける劇団・ゴツプロ!からは、律子の父・池松喜平役に塚原大助、公平の父・君塚隼吾役に浜谷康幸、姫昌の父・村上松夫役に泉知束の出演が決定。

脚本を務める山野(筆名:竹田新)も、津田口と行動をともにする検察事務官・南川澄子役で出演する。さらに、津田口の上司で東京地検中央支部・支部長の木田武役は、辰巳琢郎が演じる。また、初の女性キャストとして小泉今日子がゲスト登場する。

併せて、解禁されたポスターは、鏡越しにこちらを見つめる律子(松本まりか)のビジュアルと、“その素顔、近づくほどに見えなくなる。”というコピーが印象的な構成に。

なお、同作の主題曲には、津軽三味線監修・小山流三代目の小山豊が手掛けた楽曲「時雨」を採用することも発表。同曲はキーアイテムとして、劇中に登場する。

キャスト/スタッフ コメント

君塚公平役/松下洸平

――ご出演が決まった際のお気持ち、脚本の印象は?

松下洸平:
まず最初に役名を見た時、同じ“こうへい”という名前だったところから、大袈裟かもしれませんが、運命的なものを感じました。そして、本を読み進めていくうちに、その世界観にどっぷりとハマり、台本というより小説を読んでいるような気持ちになりました。いち読者として結末がとても気になりましたし、その後、内田監督とお話しさせていただきながら、“向こうの果て”にゆっくりと沈んでいく自分を見ました。

――撮影を終えてのご感想をお願いします。

松下洸平:
松本まりかさんとは初共演だったのですが、全身全霊で律子を演じる、その姿に胸を打たれました。ほとんどが松本さんとのお芝居だったのですが、毎回もらうエネルギーがすごかったです。僕も全力で返さねばと思いました。内田監督は、僕が想うキャラクター像や芝居のやり方の何百倍も上を見てらっしゃって、何とかしてそこに触れたいと必死で食らいつきました。俳優として目指すゴールは、まだまだ先にあることを改めて教えていただきました。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

松下洸平:
時代と境遇に翻弄され生きた律子の人生を容赦なく、真正面から描いた作品になっていると思います。その一部になれたことを光栄に思いますし、WOWOWだからこそできた無骨な作品です。僕自身この作品で、“持てる力を出し切った!”という想いです。こんなにもオンエアが楽しみな作品に出会えたことが、何よりの財産となりました。ヒリヒリと胸が痛む、目の覚めるような物語をみなさまにもぜひ、体感していただきたいです。

津田口亮介役/柿澤勇人

――ご出演が決まった際のお気持ち、脚本の印象は?

柿澤勇人:
出演が決まった時は、非常に嬉しかったです。内田監督の作品はかなり観ていたので、まさか携わることができるとは思っていませんでした。僕が演じる津田口は、ストーリーテラー的な役どころですし、あまり感情を表に出さないキャラクターです。検事役も初めてで、これまでに演じたことのない役柄でした。微妙なさじ加減で感情を表現することが、演じる上で重要だなと感じました。

――撮影を終えてのご感想をお願いします。

柿澤勇人:
松本まりかさん演じる律子がどう出てくるかによって、まったく芝居が変わるので、僕も固めすぎず、作りすぎず、現場で反応して挑みました。松本さんがこの作品に対して、かける想いは対峙した瞬間にわかりましたし、僕も芝居の中で、クランクアップまでともに歩めたらいいなと思いながら撮影していました。松下洸平くんとは、10数年の付き合いです。今回、共演シーンはありませんが、初めてご一緒する方が多い座組みの中で、洸平の名前があるだけで安心したし心強かったです。内田監督は、芝居がとにかくお好きなんだなという印象で、セット、エキストラ、照明など細部にこだわっていらっしゃると思いました。監督の求める物に瞬時に反応するスタッフ、キャストのみなさんがいて、みんなが同じ方向を向いているのが心地よかったです。僕もそこに乗り遅れないように、頑張ろうという気持ちでやっていました。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

柿澤勇人:
今このご時世で、昭和のリアルな物語を観られる機会はなかなかないと思います。昭和を舞台にしていますが、僕らの持っている普遍的な人間性があぶり出される瞬間がたくさん出てきます。細かい芝居も見逃さずに、楽しんでいただけたら嬉しいです。

村上姫昌役/加治将樹

――ご出演が決まった際のお気持ち、脚本の印象は?

加治将樹:
私は、ただただ内田英治監督作品のファンであり、“いつか出たい……40歳までに出れた……”とか、そんなことを日々考えてしまうほど、僕の中の夢であり、目標でした。今回オーディションで、村上という役に決まった時は身体が震えるほど喜びましたが、3秒後に恐怖、不安、緊張で身体が震えました。脚本を読ませていただき、まず思ったのは“こんな松本まりかさんが観たかった”です。人としても、俳優としても、とても魅力的な松本さんが、この池松律子という女をどう作るのか、共演させていただくこと、撮影の日をとても楽しみにしていました。

――撮影を終えてのご感想をお願いします。

加治将樹:
撮影初日、内田監督の“ここは村上を言葉で優しく包んであげて”という演出に対し、松本さんは一瞬ですべてを理解し、私はそのシーンで、正しく言葉通り律子の言葉に優しく包まれ、不思議な感覚になりました。カットがかかると同時に、鳥肌が立ち松本さんに対して、興奮と感動したことを覚えています。あのような極上の経験は初めてでした。内田英治監督×松本まりか。“コレはすごいぞ!”と撮影初日から興奮しました。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

加治将樹:
私自身、この作品の完成がとても楽しみです。愛ゆえ拗れる人間関係、普通に生きることができれば、どれほど楽だったか。人間臭さや田舎臭さ。滲み出る人間の匂いみたいなものも感じながら、ご覧いただけたら幸いでございます。池松律子の不思議な魅力に、みなさまも虜になると思います。どうか楽しみにお待ちください。

池松喜平役/塚原大助(ゴツプロ!)

――ゴツプロ!の作品が、舞台、ドラマ、出版の連動企画として、展開されることについてお気持ちを教えてください。

塚原大助:
この連動企画の話が持ち上がったのは2年ほど前ですが、その時の興奮は、今でも鮮明に覚えています。あの時から今日まで、この企画が僕ら“ゴツプロ!”の希望となり、モチベーションとなりました。クランクインの日は、まさに“この時が来た”と感慨深く、そして撮影が終わった今、これがゴツプロ!の新たな1歩になると、未来に期待を膨らませています。

――内田英治監督との作品作りについてはいかがでしょうか?

塚原大助:
リハーサルの際に、“この物語の設定でもある昭和20年代〜30年代までの時代を、リアルに表現したい”、“大きな表現ではなく、削ぎ落として、心だけが揺れ動いている表現をしてほしい”、それから“津軽三味線と民謡と津軽弁を完璧にしてきてくれ”と……。なかなかハードなことを、さらっとおっしゃってくださいました(笑)。-3℃という厳しい状況の中での撮影もありましたが、衣装、ヘアメイク、セットに美術、照明が本当に美しく、その時代に、没頭して生きることができました。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

塚原大助:
劇場に足を運ぶことが難しい昨今、この『向こうの果て』をドラマ化することで、より多くの人たちにお届けできることを大変嬉しく思っております。内田英治監督の元に、精鋭のスタッフと役者たちが集った渾身の1作です。どうぞご期待ください。

脚本・南川澄子役/山野海(筆名:竹田新)

――ゴツプロ!の作品が、ドラマ、舞台、出版の連動展開となり、ご自身の脚本がドラマ化されることについて、お気持ちを聞かせてください。

山野海:
“武者震い”という言葉を、初めて体現しました。でも、ゴツプロ!の企画を通して、多くのみなさまに観て、見て、読んでいただけることが、できるんだと心から幸せに思っています。

――主演の松本まりかさん、内田英治監督との作品作りについてはいかがでしょうか?

山野海:
松本まりかさんは、女優という仕事と、全力で向き合う戦士だと思っています。彼女の華奢な身体のどこに、あんな大きなエネルギーがあるのか。生半可な気持ちで彼女と対峙したら、こちらが食い殺される。そんな緊張感を持った、唯一無二の素晴らしい女優だと実感しています。内田英治監督は、現場にいらっしゃる時の飄々とした態度とは裏腹に、熱いマグマをいつも心の真ん中に置いていらっしゃる方だと実感しました。だから、監督の側に近づくとヒリヒリします。火傷もします。けれど、それがやがて嘘のない、最高の世界観となって人々の心を激しく揺さぶるのです。監督のマグマをいつまでも燃え滾らせるようなそんな作家、俳優の一員でありたい。私は今、真実そう願っています。

――視聴者へのメッセージをお願いします。

山野海:
生きることに意味や意義を見出さず、けれど必死で生きていた昭和の大人の人間模様。ぜひお楽しみくださいませ。

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