国民の理解が十分とは言えない中での結婚に、家族問題評論家の池内ひろ美さんも「びっくりしました。あまりに唐突です」と驚きを隠さない。 池内さんは家族問題に詳しい立場から、両家の“親心”を次のように推察する。 「(小室)佳代さん側は万々歳でしょう、お姫様と我が息子が結婚できるわけですから。将来ニューヨークで暮らすとなれば、自身も近くで生活できる可能性も高く、母である佳代さんにとっては幸せの絶頂であり、明るい未来だらけの結婚だと思います。マスコミに追いかけられずに済みますし、金銭問題も置いたまま国外へ出てうやむやにしないともかぎらない。言葉は悪いですが、“嫌な女”と思われてもしかたありません」 一方の紀子さまの心境はどうか。 「幸せの絶頂である小室家の佳代さんとは対照的で、紀子さまのお気持ちは暗澹たるものだと想像します。小室さんは、秋篠宮さまが示したお約束も守られていない上、ニューヨークに行く前に十分なご挨拶もなかった。母親の立場であれば誰でも、娘の父親との約束も守らないまま娘と結婚する相手に不信感を覚えます。これまで報道されてきた通り、小室さんの人生の多くは母親である佳代さんが決めており、言いなりになっている印象です。将来その母と息子はニューヨークで暮らし、娘一人がその家族に入って、なじみのない異国の地で暮らすかもしれない。それは、紀子さまとしては『心配』を越えて『不安』だと思います」 二人が異国で暮らす可能性があることについて、池内さんは紀子さまの親心に寄り添う。 「息子の結婚と娘の結婚は違います。たとえ国内の同じ地域で結婚したとしても、娘が結婚して家から外に行くというのは心配なこと。それもニューヨークという、皇室の威光も届きにくい場所となればなおさらです」
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