日本テレビ系「笑点」の初代大喜利メンバーとして知られる落語家の林家こん平(はやしや・こんぺい、本名・笠井光男=かさい・みつお)さんが17日午後2時2分、誤嚥(ごえん)性肺炎のため死去していたことが21日、分かった。77歳だった。葬儀・告別式は19日に近親者で営まれた。こん平さんは2004年8月に病に倒れ、翌年7月に難病の「多発性硬化症」であることを公表。再び高座に上がることを夢見ていたが、願いはかなわなかった。
出身地の新潟県長岡市小国町千谷沢(ちやざわ)の住民は、郷土が誇る大落語家の訃報を受け、哀悼の意を表明した。
稲作が中心産業の旧・千谷沢村は1954年、こん平さんが12歳の時に旧小国町と旧越後町に分割編入された。こん平さんは故郷を「チャーザー村」と呼び「笑点」出演時の大喜利などに度々登場させ、温かい笑いに変えていた。千谷沢地区に住む長岡市小国支所地域振興課の湯本利昭さん(55)は訃報を受け「4年前、闘病中なのに地元中学校の式典に来てくださいました。昔から地域のことを広めていただき、みんな感謝しています…」と語った。今も同地区には544人が暮らし、生家も親族が継いでいる。
冬には積雪2メートルに達する豪雪地帯。訃報が伝えられたこの日午後も「涙雪」が断続的に降り続け、高さ69センチまで積もった。
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