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波瑠、田中圭への絶大な信頼「自分がかっこ悪くても大丈夫という安心感がある」月9初主演のプレッシャーも語る<「ナイト・ドクター」インタビュー> - モデルプレス

6月21日スタートのフジテレビ系月9ドラマ『ナイト・ドクター』(毎週月曜よる9時~)で主演を務める女優の波瑠(29)。今作で月9ドラマ初出演にして、初主演となる。インタビューでは、今作が決まったときの心境や、同世代が多いという撮影現場の雰囲気、さらに「100回ぐらい練習した」という役作りへの苦労、「安心感がある」という田中圭への絶大な信頼を語ってくれた。

波瑠主演月9「ナイト・ドクター」

波瑠(C)フジテレビ
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完全オリジナル作品となる今作は、夜間救急専門の「ナイト・ドクター」結成のために集められた、年齢も性格も価値観も全く異なる医師たちとともに、夜は命に、昼はそれぞれの人生に向き合いながら唯一無二の絆を紡いでいく“青春群像医療ドラマ”。

波瑠が演じるのは、「いつでも、どんな患者でも絶対に受け入れる」という強い信念を持つ医師、主人公・朝倉美月(あさくら・みつき)。柏桜会あさひ海浜病院で夜間勤務専門の救急医を募集していることを知り、自分の信念を実現できる場所だと思い応募し、ナイト・ドクターとして働くことに。病院の近くにある寮に住み、意気揚々と働き始めるも、思い描いていた理想とはかけ離れた過酷な現実が美月を待ち受けていた。さらに、職場だけでなく、美月は私生活でも仲間たちを翻弄していく。

そんな美月とともにナイト・ドクターで働く医師役として田中圭、岸優太(King & Prince)、北村匠海、岡崎紗絵らが出演する。

波瑠、月9初出演で初主演

波瑠(C)モデルプレス
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― 月9初出演で初主演おめでとうございます!決まったときの心境からお聞かせください。

波瑠:ありがとうございます!お話をいただいたとき、あまり意識していなかったのですが、解禁されたとき周りからの反響で「そうか!月9か!!」という気持ちになりました。

― 月9はどんなイメージがありましたか?

波瑠:華やかなイメージがあります。

―小さい頃からご覧になっていた枠ですか?

波瑠:私ドラマっ子だったんですけど、珍しいねと言われるようなタイプのドラマが好きだったんです。次の日学校に行って「昨日のあれ見た?」という会話ができるようなドラマを見ていなくて(笑)、だから月9は華やかというイメージがあります。

波瑠、主演へのプレッシャー…今回は「特に緊張していた」

波瑠(C)モデルプレス
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― 撮影が進んでいるそうですが、クランクイン前と後では心境の変化はありましたか?

波瑠:最初すごく緊張していました。私、フジテレビさんとお仕事をしたことがあまりなくて、キャストさんだけでなく、スタッフのみなさんともほとんどはじめましてになる方ばかりで、不安もありました。医療リハがあったのですが、その日1日中緊張してて、行く車内で「緊張するー」ってずっと言っていたんです。でも、身につけなければいけないことがわかってきたら、取り組まなくちゃいけないことが明確になって、緊張はなくなったのですが、大変なことばかりです。

― 数々の作品で主演を務めていらっしゃいますが、クランクイン前はやはりプレッシャーを感じたりするのでしょうか?

波瑠:いつも感じてしまいます。クランクインが近づくと、だいたい眠れなくなって、前日になると「明日から撮影だ」と思いながら布団に入るのですが、念のために台本を読んでおこうかなと思ったり、何度も起きちゃったりするぐらいすごく緊張します。

― 今回は今まで以上の緊張を感じたんですかね?

波瑠:私、医療ドラマの経験があまりなく、イメージが出来なかったので、特に緊張していたのかもしれません。

波瑠、役作りに苦労「100回ぐらい練習した」

― 本格的な医療ドラマは初めてとのことですが、役作りで大変だったことをお聞かせください。

波瑠:私が演じる美月は、医療について学生のとき、一通り学んで来ていると思います。美月みたいに一生懸命やってきた子は、多分自分で納得できないところはできるまでやるだろうなと、多分できないものは基本的にはないんだろうなと思ったので、まず基本的なことを覚えなくてはいけない。それにプラスして同時に難しいセリフを言わなくてはいけない。なので、手に集中してセリフに支障をきたすのも嫌だし、その逆も嫌だなとすごく思って、教えてもらった医療手技は100回ぐらい練習しました。何も考えなくてもできるぐらいにならないといけないと思って、ひたすら練習していました。

― 大変そうです…

波瑠:めちゃくちゃ大変でした。覚えることが本当に多かったです。

波瑠、田中圭への安心感&岸優太の印象を語る

波瑠(C)モデルプレス
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― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?

波瑠:アットホームです!年齢も近い人が多いので、和やかですね。

― 田中圭さんとは何度か共演経験があり、安心感がある方だそうですが、どんな安心感があるのでしょうか?

波瑠:10年前に初めてご一緒したのですが、まだ自分が全然できないときを知っている方というか…。私がメインキャストではなかったので、絡むシーンが全然なかったのですが、何年かごとにお仕事をするたびに、私も大人になっていって自分のピヨピヨだった頃を知ってくれているという意味も含めて、自分がかっこ悪くても大丈夫という安心感があります。あと、圭さん全然怒らないんですよ!心が広いというか、現場の空気を悪くしているところを見たことがないので、そういう意味での安心感もあります。

― 演技の先輩として、未だに学ぶことが多かったりするんですか?

波瑠:タイプが違うなって思います。圭さんって器用なんだと思います。私は器用ではないので、100回ぐらい練習するし、セリフを覚えられるまでずっと読んでいるし…。

― 田中さんはなんでもすぐにできてしまうと?

波瑠:要領がすごくいいんだと思います。私には絶対できないと思ってしまうことも、すぐにやってしまうんです。

― 初共演の岸優太さんの印象も教えてください。

波瑠:すごくいい人です。最初、人見知りしたと言っていましたが、慣れてきたら多分人に楽しんでもらうことが好きなんだなって思いました。結構いろんな話をしてくださったり、これ知っていますか?って写真を見せてくれたり、どんなときも自然体なんです。すごく忙しい人だから、ちょっとイライラしたりするのかなと思っていたんですけど、全然そんなことなくて、すごく安心しました。

― イメージが変わったんですね!

波瑠:私も人見知りなので、いい意味ですごく良い方に変わったので、とてもよかったです!

波瑠「ナイト・ドクター」見どころを語る

波瑠(C)フジテレビ
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― 医療シーン以外にも見どころがたくさんあると思いますが、どんなところに注目してもらいたいですか?

波瑠:病院という施設の中にいる医者と思われがちですが、やっぱり一人一人人間なんです。運ばれてきた患者さんの怪我だったり、病気だったりをものすごく慣れた経験を積んだ医者がテキパキ作業をしているように見えたとしても、みんな一人一人が胸を痛めていて、気の毒に思いながらも、できることを一生懸命探すというところに人間味があるなと思いました。患者という対象物ではなく、自分とあなたであるということを思い出させてくれるタイプの医療ドラマだなと思いました。ただ運ばれてきた患者さんを治すのではなく、その方とどう向き合って、どんな風に乗り越えて、医者という立場に置かれた自分がこの人の人生になにをもたらせるのか…。人間だから考えるじゃないですか。このドラマは、そこまで描かれているなと思いました。

― 医者という一人の人間が描かれると…

波瑠:お医者さんの生活ってただ事じゃないと思いました。自分もこの仕事をしていると、毎日朝から晩まで(撮影する)シーンが組まれているんですけど、例えば自分が持っているエネルギー量が100あるとして、分散させたらダメじゃないですか。医者も目の前にいる患者さんに常に100%注がないと命を扱う仕事として絶対にダメだと思うんです。その活力はどこから出てくるんだろうと、どうやって胸が苦しくなるような場面に対面したとき、奮い立たせて頑張るんだろうと。医者は常人じゃないな、普通の人にはできない仕事だなと思いました。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

「ナイト・ドクター」第1話あらすじ

波瑠(C)フジテレビ
波瑠(C)フジテレビ
深刻な人手不足が叫ばれる日本の救急医療。過重労働を強いられ、医師1人あたりの時間外労働時間は膨らむ一方。特に夜の救急医療の現場では、経験豊富な医師は少なく、専門外の治療はできないなどの事情もある。しかし、そんな状況とは関係なく、ひっきりなしに運ばれてくる夜間の重症患者。こんな状況では、患者の命を奪う医療ミスも起きかねない。

そんな崩壊寸前の救急医療を立て直すべく、「柏桜会グループ」の分院・「柏桜会あさひ海浜病院」では、試験的に大規模な勤務体系の改革が実施されようとしていた。それは、医者の当直を全面廃止しながらも、“24時間365日どんな患者も受け入れる”体制はそのままに、“夜間勤務だけを専門に行う救急医チーム”「ナイト・ドクター」を新設することだった。

「ナイト・ドクター」結成のために集められた朝倉美月(波瑠)、成瀬暁人(田中圭)、深澤新(岸優太)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)の5人の救急医たち。年齢も性格も価値観も、なにもかもが全く異なる5人の医師たちが“どんな患者も断らない”をモットーに「ナイト・ドクター」として働き始める。

波瑠(はる)プロフィール

1991年6月17日生まれ、東京都出身。2006年、ドラマ「対岸の彼女」でデビュー。「14歳の母」で連ドラ初出演、2007年「通勤電車に座る技術」で映画初出演。2007年5月よりファッション誌「Seventeen」モデル、2012年4月より「non-no」モデルとしても活動。2013年4月から2014年3月まで「A-Studio」アシスタントを担当。2015年下半期NHK朝ドラ「あさが来た」でヒロインに抜擢され、注目を集める。

以降、数々の作品に出演。近年の主な主演作は、映画「弥生、三月-君を愛した30年-」(2020年)、「ホテルローヤル」(2020年)、ドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」(テレビ朝日/2018・2020年)、「サバイバル・ウェディング」(日本テレビ/2018年)、「G線上のあなたと私」(TBS/2019年)、「#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」(日本テレビ/2020年)など。

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