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山田美保子さんが驚く 愛されて22年「科捜研の女」が古くならない理由 - auone.jp

 沢口靖子

 沢口靖子 (C)デイリースポーツ

 来月で放送開始から22周年となる沢口靖子主演の「科捜研の女」(テレビ朝日系)。現在も放送されている連続ドラマでは最長寿で、初めて映画化した「~劇場版」が3日から公開されている。そのPRのため、テレ朝系のバラエティー番組や生ワイドに多数出演していたのが「榊マリコ」こと沢口靖子だった。

 まず驚くのは、変わらぬ美しさとチャーミングな人柄である。“女優に年齢はない“とは聞くが、50代にはとても見えないうえ、デビュー37年とは思えない初々しさなのである。同時に「科捜研の女」が共演した有名人やタレントらから愛されているということだ。局が用意したマリコの白衣を羽織ることになったタレントたちは一様にハイテンション。マリコの言動や名場面がしっかり頭に入っている者も多く、目の前にいるのが沢口なのかマリコなのかわからなくなっている者もいた。

 22年も愛されているドラマなので、いわゆる“トリビア”も数え切れない。毎日、マリコ=沢口が「みんなのエンタメ検定」(クイズ)で出題していた「グッド!モーニング」でも、初回のマリコの登場シーンが「ゴミ置き場」だったこと。また、マリコがこれまで着たことがない衣装(=看護師)についてや、「科捜研の女」がきっかけとなり、実際に京都府警が実用化した技術(=映像の拡大・鮮明化)などがマリコ=沢口仕切りで解説された。

 そうした際にも、いちばん楽しそうに作品を振り返っていたのが沢口。「科捜研の女」のいちばんのファンが沢口であるように感じた。

 内藤剛志、斉藤暁、風間トオル若村麻由美らとのチームワークや科捜研を支える専門スタッフや撮影スタッフの努力や苦労を理解し感謝や尊敬の念を抱きながら座長として22年。難しい用語や台詞が多い作品だが、京都で撮影があるときは1週間前から現地入りし準備をしているそうだ。同作のお陰で京都府警のイメージアップにつながったと2015年には感謝状をもらっているし、聞くところによると、科捜研を目指す学生の数もアップしているそう。そして、マリコの扮装をして聖地巡礼をするファンも多い。

 ドラマでも映画でも「科捜研の女」に沢口靖子あり。もっともっと続いてほしい作品だ。

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