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川崎麻世 “母親代わり”メリーさん追悼 「愛されていると感じる瞬間」数々の思い出と感謝つづる - スポニチアネックス Sponichi Annex

川崎麻世
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 歌手で俳優の川崎麻世(58)が17日、自身のブログを更新し、14日に亡くなったジャニーズ事務所の名誉会長・メリー藤島(めりー・ふじしま、本名藤島メリー泰子=ふじしま・めりー・やすこ)さんとの思い出をつづった。

 川崎は「メリーさん本当にありがとうございました」のタイトルで投稿。「衝撃的な訃報を耳にした。13歳で上京した時から母親代わりとして育てて下さったメリーさんがお亡くなりになられたと」と切り出し、「メリーさんと最後にお逢いしたのが、ジャニーさんのお別れ会の時でした。自分勝手な思いでジャニーズ事務所を退所してからずっとメリーさんに謝りたかった。直接『あの時はごめんなさい』と謝った際に、『そうよ頑張るのよ。また飲みに行こうね。』と私を抱きしめて頬にキスをしてくれて『love you』と優しく言って下さり、昔と変わらず接して下さったメリーさんを見つめると涙が止まりませんでした」と回顧。「デビューしてからもメリーさんが自ら徹夜で衣裳を作って下さったり、お弁当を作って持たせてくれたり、自ら仕事の送り迎えをして下さったり、ミュージカルの勉強に海外へ行かせて下さったことも」と懐かしんだ。

 「本当の子供のように大切に育てて下さいました。その愛情は、言葉だけでなく日々の仕草からも沢山伝えて下さいました」とし、「仕事と学業の両立で眠る時間も無かった私の送り迎えをして下さっていた時のことです。助手席で眠る私をブレーキを踏む度に前方に倒れないようにハンドルを握る手の反対の手で支えてくれたこと、私にとっては愛されていると感じる瞬間でした。また、早く親元を離れた私にメリーさんは親の立場からアドバイスを下さったこともありました。実の親子で対立することがあった時、母と私の間に入り『2人できちんと話す機会を作りなさい』とゆっくり話せるように周囲の目を気にしない場所が良いとアメリカへ親子旅行をプレゼントして下さいました」と思い出をつづった。

 「本当に語り尽くせない程の思い出と感謝の気持ちで一杯です。今の私はメリーさんがいなければ存在しなかった。私にとっては愛情深い母親であり、芸に関しては誰よりも厳しい教育者でした」と感謝。「昔のように言わせて下さい。『I love you メリーさん』ご冥福をお祈り致します」と追悼した。

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