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TBSの一強崩せるか、綾瀬はるか主演作にフジが追い上げ 満足度にみるドラマ攻防戦 - ORICON NEWS

 1月期の最新ドラマ満足度調査ランキング(1月26日〜2月1日放送を対象)は、1位にTBS系日曜劇場『天国と地獄〜サイコな2人〜』、2位にTBS系金曜ドラマ『俺の家の話』、3位にフジテレビ系月9『監察医 朝顔』と、前週と上位3作が変わらない結果となった。しかし3位の『監察医 朝顔』は、満足度ポイントを100Pt満点中、前週82Ptから88Ptまで上昇させており、ドラマで一強といえる人気を誇るTBSに迫る勢いを見せている。

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 TBS系『天国と地獄 〜サイコな2人〜』が96Ptを獲得し、1位にランクイン。前週に続く2週連続となる。初回から84Ptを獲得するというオリジナル脚本としては上々のスタートを見せ、その後ポイントを落とすことなく安定した人気ぶりがうかがえる。

 綾瀬はるか演じる刑事と、高橋一生演じるサイコパスな殺人鬼の魂が入れ替わるSFストーリーで、2人の演技力も大きな見どころだ。視聴者からは、「素晴らしい演技でハラハラドキドキする」「演技が上手すぎて頭が混乱しそう…」などと、作品の世界にどっぷり浸っている様子がうかがえた。

 2位の『俺の家の話』(TBS系)は、初回が放送された前週90Ptから94Ptに上昇した。脚本が宮藤官九郎、主演が長瀬智也という同局で11年ぶりのタッグ作だ。寄せられたコメントには、「この2人なら安定のおもしろさ」など、クドカン作品を楽しむ視聴者の声が多数。さらに、西田敏行演じる父親の介護をテーマにした物語に、「リアルで今の時代に合っている内容」というコメントも散見された。

 3位の『監察医 朝顔』(フジテレビ系)は、前週82Ptから88Ptに上昇。昨年11月から2クールでスタートし、今回調査対象とした第12話までの平均満足度は86.4Pt。東日本大震災をテーマに家族愛や人々のつながりを描く物語で、視聴者からは「家族愛に毎回感動する」「みんなの演技力がすごくて癒される」と絶賛する声が集まっている。

 なかなかランキング上位に食い込めない日本テレビだが、4位には亀梨和也主演の『レッドアイズ 監視捜査班』がランクイン。初回69Ptから2話目で76Ptまで急上昇した。

 愛する人の命を奪われた元刑事が、監視カメラを駆使した科学捜査によって凶悪な連続殺人鬼を追跡するサスペンス。視聴者からは、「テンポがよくておもしろい」と物語に関心を寄せる声のほか、男性から亀梨の演技について「役のイメージとあっている」「キレのあるアクションシーンがよかった」と好印象の反応も寄せられた。

 このほかランキングでは、テレビ朝日の作品がトップ10中、3作ランクインしている。混戦が続く1月期の盛り上がりの動向を、引き続き注視したい。

●「ドラマ満足度ランキング」とは
「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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